世界の花粉症
日本人は花粉症の人の割合が世界一で49%
スギ花粉のシーズンは終わりましたが、まだまだヒノキの花粉で目が痛いですね。
管理人はもともとヒノキ派?なんですが、スギ花粉症の人の7割はヒノキ花粉にも反応するといわれています。
テレビの世界番付で花粉症の人の比率を外国と比べてみると、
- 日本(49%)
- ベトナム(40%)
- オ-ストラリア(34%)
で、最下位はインドネシア1%でした。
花粉症は日本の戦後復興の負の遺産
しかし、これだけ日本で花粉症の人が突出して多いのは不思議ですよね?
日本では戦後の復興で木材として杉やヒノキを大規模に植林したものの、その後、安価な海外からの輸入木材が使われるようになり、杉やヒノキは利用されることなく、花粉を作る力が盛んになる樹齢30-40年を越えてきたたため、1990年代以降、花粉症患者が日本で急増することになりました。
日本とオーストラリアは赤道をはさんでちょうど四季のある気候が似ているため、花粉症の原因となる植物も似ているのかもしれません。熊も花粉症になるということで小熊がくしゃみをしまくって止まらない動画が番組でも紹介されていました。
ちなみに、パンダもくしゃみをするようで、下で寝そべってる赤ちゃんパンダ(かわいい・・)が急にくしゃみをしてお母さんがびっくり仰天する動画も面白かったです。
花粉症の時期以外もマスクを着用するベトナム
ベトナムでは大気汚染も深刻なため、花粉症対策グッズとしてだけでなく、普段からおしゃれなマスクを着用することが多いようです。しっかりした布製でマスクは毎回洗って使い、カラフルでキャラクターやデザインが描かれたマスクはファッションアイテムとして使われています。ベトナムといえばバイク。500万台以上のスクーターが信号のほとんどない舗装されてない道路をバイクで走るときには埃なども多いため、マスクは欠かせないでしょうね。
ブタクサを駆除しないと罰せられるロシア
日本でも意外と多いブタクサの花粉症。日本では11月ごろ、秋の花粉症として知られています。結構きれいな花を咲かせるのですが、繁殖力が非常に強いのが特徴です。セイタカアワダチソウに似ていますが別の種類です。
ロシアでは9月がシーズンのようで、この時期、住宅地でブタクサを駆除しないと罰せられることがあるとか。日本も政策で植林したんですから、政策で杉やヒノキ対策もきっちりやってほしいですね。