2022年花粉飛散状況予測をお伝えします

2022年の花粉状況 例年より少ないものの去年より花粉は多い

2022年の花粉状況は例年より少ないものの、去年の2021年よりは花粉は多くなりそうです。昨年夏の猛暑で花粉の元がすくすくと成長しているのが原因です。

 

スギ花粉飛び始めは例年より遅かった

2022年の一月二月は寒かったですよね。異例の寒波続きで雪が多かったりして、例年2月上旬から飛び始めるスギ花粉飛散量が2月中旬時点の観測でも例年のなんと10分の1以下(2個/平方センチメートル 10個以上未満だと少ない 10-30個だとやや多い 30-50個だと多い 50個以上だと非常に多い)と非常に少なかったんです。

 

3月の陽気でスギ花粉の飛散量が一気にピークに

しかし3月に入ってから気温が急に上がりましたよね。暖かい日が続きましたので花粉のピークも急にやってきそうです。通常3月中旬にピークを迎えますが、3月10日前後にはもうピークになってくるかもしれません。また花粉の飛散量も一気に多くなる可能性がありますので、花粉の対策はしっかりとやっておく事をお勧めします。

 

花粉の飛散量も、地域によってだいぶ違う

花粉の飛散量そのものも、地域によってだいぶ違いがあります。例年、九州、西日本から関東にかけては花粉の量が1cm2あたり3000個から4000個と多いのですが、北陸や仙台ではなど東北地方では1cm2あたり2000個以下というのが通例です。

 

しかし、2022年のスギヒノキ花粉の飛散数は、東京などでも1平方センチメートルあたり6000個を超えて、去年2021年より30%以上多くなりそうです。そして通常少ない北日本では、何と去年の2倍以上もスギヒノキ花粉が飛散するかもしれないと予測されています。こちらは NPO 法人の花粉情報協会の予測です。

 

通常2月末ごろにスギ花粉のピークを迎える地域もありますが、これもやはり桜の開花のように1月2月3月の気温によって大きく影響を受けます。3月に入って西日本特に九州エリアでは花粉が非常に多いという地域が増えてきています。

 

3月10日頃の暖かい週末には西日本東日本でも花粉が非常に多く飛びそうです。スギ花粉がピークを迎えます。

 

3月20日頃にはヒノキ花粉が飛散を始めます。

 

スギもヒノキも両方ともダメ

という方もいるかもしれませんが、「スギは大丈夫」と言う方もヒノキ花粉の方が量は多いので注意してください。なおヒノキ花粉は3月中旬頃から飛び始めて4月10日頃にピークを迎え、5月上旬にはほとんどなくなってしまうようです。

 

 

スギ花粉の飛び始め予想も日本気象協会で発表されている

日本気象協会ではスギ花粉の飛散予測を毎年12月と1月に発表しています。スギ花粉の2022年飛び始め時期は全国的に平年並みと予想されていました。早いところでは2月上旬からという予想です。たスギ花粉の飛散量は関東から北海道で前シーズンより多くなりそうという予想でした。また東京でのピークは例年より長くなりそうだということです。東京でのスギ花粉の飛び始め2月11日と予想されていました。

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