花粉飛散状況や花粉の予測まとめ2015
花粉飛散状況や花粉の予測まとめ
花粉飛散状況や花粉の予測は
などが、それぞれの基準、それぞれの方法で行っています。
そのため、花粉飛散状況や花粉の予測結果も若干異なる場合が出てきます。
一番難しいのは、各地の花粉の発生量だけでなく、数百キロも風に乗ってやってくる花粉を(風向きや強さ)をどう予測するか、です。この風の影響の織り込み次第で花粉予報の結果は大きく違いが出てきます。
2015年の花粉は中部から北日本で2014年より多い
2015年のスギとヒノキの花粉飛散予測については、おおむね昨年の地域によって寒暖差の激しい異常気象を反映して、
- 例年と比べると、おおむね例年並み
- 2014年と比べると近畿、中部東海から北日本にかけて非常に多い
という予測が出ています。
特に東北地方では2014年比で花粉の飛散量が3倍以上、関東甲信越でも昨年の2倍以上という予測をだしている機関もあります。
2015年の花粉の時期は例年より早い
また、2015年の冬は気温が高い日が多かったり、西よりの風が強いこともあって、例年より花粉の時期が早くなっています。
2月中旬までには西日本から東北南部までの広い地域でスギ花粉の飛散が観測されており、今後3月中旬までに本州全域が花粉の時期となりそうです。
スギ花粉のピークは3月上旬から中旬
2015年のスギ花粉のピークは
- 九州で2月下旬から3月上旬
- 中国四国~近畿~関東で3月上旬から中旬
- 北陸・東北で3月中旬から下旬
と予測されています。三寒四温の気温の変化が大きい時期ですが、全体としては例年並みの平均気温となっており、スギ花粉のピークの時期は例年並みのようです。
ヒノキ花粉のピークは4月中旬
また、2015年のヒノキ花粉のピークは
- 九州で3月下旬
- 西日本で4月上旬
- 中部・関東で4月中旬
と予測されています。
まだまだ花粉症に悩む人にとって、気持ちのよい春は先のようですね。。